クレジットカードの基礎知識〜国際ブランド、ビジネスモデル、リボルビング払い、審査基準など

昔から何も考えずに使っているクレジットカード・・・。

クレジットカードの仕組みを理解して使うことで、より安全にクレジットカードと付き合うことができます。

現金を払っているわけではないので、お金を使ったという実感が沸かない人も多いようです。

今回はクレジットカードの知っておきたい基礎知識についてまとめます。

国際ブランドVISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubの特徴

クレジットカードには以下の5つの国際ブランドがあります。

  • VISA(ビザ)
  • MasterCard(マスターカード)
  • JCB(ジェイシービー)
  • AMERICAN EXPRESS(アメリカン・エクスプレス)
  • Diners Club(ダイナースクラブ)

国際ブランドとはカード会社が提携しているクレジットカードの統括組織のことです。

この5つの国際ブランドが世界中でクレジットカードによる決済ができる体制を整えています。

各国際ブランドの特徴は以下の通りです。

VISA(ビザ)

VISA(ビザ)は世界の60〜70%と国際ブランドの中で一番のシェアを誇ります。

アメリカの企業が運営し、VISAは「Value Issuer Service Area」の略です。

MasterCard(マスターカード)

MasterCard(マスターカード)もVISAと同様に圧倒的なシェアを誇る国際ブランドです。

アメリカの企業が運営しています。

日本で使う分にはVISA(ビザ)でもMasterCard(マスターカード)でもそれほど違いはありませんが、海外で利用する場合は、MasterCardはヨーロッパ方面に強く、VISAはアメリカ方面に強いと言われていました。

しかし、現在ではそれほど変わりはないかと思います。

JCB(ジェイシービー)

JCB(ジェイシービー)は日本の国際ブランドです。

日本ではクレジットカード払いができる店でJCBが使えない店はないと言われるほど、最も加盟店が多い国際ブランドです。

しかし、海外ではVISA(ビザ)やMasterCard(マスターカード)に比べると、使える店は減ってきてしまいます。

国内でしか使わないという人はJCB(ジェイシービー)だけでもいいですが、海外旅行に行かれる方は別途VISA(ビザ)やMasterCard(マスターカード)を持つことをオススメします。

AMERICAN EXPRESS(アメリカン・エクスプレス)

AMERICAN EXPRESS(アメリカン・エクスプレス)は通称「アメックス」と呼ばれ、富裕層から人気のある国際ブランドです。

T&E(トラベル&エンターテインメント)サービスが充実しているので、決済だけでなくサービス面やステイタスを重視する人にオススメです。

ゴールドは年会費を出せば持てますが、プラチナ以上になるとインビテーション(招待状)が来ないと持つことができません。

Diners Club(ダイナースクラブ)

Diners Club(ダイナースクラブ)もAMERICAN EXPRESS(アメリカン・エクスプレス)と同様に富裕層から人気のある国際ブランドです。

サービス面やステイタスを重視する人にオススメです。

ダイナースもインビテーションが来ないと持てない色のカードがあります。

クレジットカード会社の収益構造、カード利用者と加盟店から入ってくる収入

クレジットカード会社の収益構造は、カード利用者と加盟店(クレジットカードが使えるお店)から入ってくる以下7つの収益によって成り立っています。

  1. 【カード利用者】年会費
  2. 【カード利用者】ショッピング枠の分割払いによる手数料
  3. 【カード利用者】ショッピング枠のリボルビング払いによる手数料
  4. 【カード利用者】キャッシング枠の金利収入
  5. 【加盟店】加盟店手数料
  6. 【加盟店】売り上げに応じた手数料
  7. 【加盟店】信用端末の利用手数料

1つずつ詳しく説明します。

カード利用者の年会費

クレジットカードには年会費があるものと年会費無料のもの、初年度だけ年会費が無料のものがあります。

ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードのようなステイタスが高いもの程、年会費は高くなります。

年会費はカード会社の収益となります。

カード利用者のショッピング枠の分割払いによる手数料

買い物をカード払いした際、分割払いにすると実質年数12〜15%ほどの手数料がかかります。

分割回数が多くなる程、実質年率も高くなる傾向があります。

分割払いによる手数料はカード会社の収益となります。

カード利用者のショッピング枠のリボルビング払いによる手数料

買い物をカード払いした際、リボルビング払いにすると実質年数14%ほどの手数料がかかります。

リボルビング払いによる手数料はカード会社の収益となります。

カード利用者のキャッシング枠の金利収入

利用者がキャッシング(お金を借り入れ)を利用した場合、 12.0〜18.0%ほどの金利がかかります。

キャッシングの金利収入はカード会社の収益となります。

加盟店の加盟店手数料

加盟店はクレジットカード会社に5%前後の加盟店手数料を支払います。

加盟店手数料はカード会社の収益となります。

加盟店の売り上げに応じた手数料

加盟店はクレジットカード会社に3〜5%前後の売り上げに応じた手数料を支払います。

加盟店の売り上げに応じた手数料はカード会社の収益となります。

加盟店の信用端末の利用手数料

信用端末とはクレジットカードの利用者情報を読み取り、個人信用情報センターから利用者の信用状況を読み取るための機械のことです。

この信用端末を利用するための手数料はカード会社の収益となります。

クレジットカードが普及した理由、無担保・後払い・店舗数・手数料と金利

日本では3億2000万枚以上も発行され、1人につき3枚持っているほど普及しているクレジットカードですが、なぜこれほどまでに普及したのでしょうか?

クレジットカードが普及した理由には以下の3点があります。

  1. 無担保で商品を購入できるから
  2. 現時点で現金がなくても後払いで購入できるから
  3. 使える店舗が多いから
  4. 1回払いなら手数料や金利がかからないから

1つずつ詳しく解説していこうと思います。

無担保で商品を購入できるから

銀行などの金融機関が企業や個人に融資する際、預金や不動産、株式などを担保に融資をする場合があります。

しかし、クレジットカードは無担保で商品やサービスを購入することができます。

そもそも、「クレジット」という言葉は英語では「credit」と書き、「信用」という意味を持ちます。

つまり、クレジットカードは利用者とカード会社との間で「信用」という名の担保で取引されているのです。

※担保・・・将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの。

現時点で現金がなくても後払いで購入できるから

もし、手元に現金がなければ、欲しいモノやサービスは、その料金が貯まるまで待たなくてなりません。

しかし、クレジットカードがあれば、先に入手して、後で支払いすることができます。

消費の機会を逃すことがなく、分割払いをすれば一括払いでは購入できない商品でも小口の返済で購入できます。

「欲しいものを先に手に入れてから、後で支払う」という、なんとも利用者に有利な条件で使うことができるのです。

そして、この条件は店舗にとっても、現金なら買ってもらえなかったけど、クレジットカードなら買ってもらえるので、売上増加につながるというメリットもあるのです。

使える店舗が多いから

現在、日本でも世界でもクレジットカードが使えないお店はほとんどないといっていいでしょう。

小さな個人がやっているような店舗やラーメン屋やレストランでは「現金払いのみ」の店もありますが、クレジットカード1枚を持って出かければ、現金を持ち歩かなくても普通に生活できてしまうくらい使える店舗が多いという魅力があります。

加盟店からしてみても、現金払いでは売れない商品がカード払いで売れるので、顧客単価が上がり、売上増加につながるというメリットがあります。

1回払いなら手数料や金利がかからないから

「欲しいものを先に手に入れてから、後で支払う」ことができるにも関わらず、1回払いなら手数料も金利もとられません。

現金払いと同じように使えてしまうのです。

ポイントやマイルが貯まるクレジットカードなら現金払いよりもお得に買い物できるというメリットがあります。

クレジットカードの発行枚数と発行枚数推移

一人一台といえばテレビやパソコン、スマホですが、現在、誰でも1枚は持っていると言われるクレジットカード。

日本クレジット協会によると、日本では3億2213万枚ものクレジットカードが発行されているということです。(2011年3月末)

総務省が発表している人口推計によると、2011年3月1日現在の20歳以上の総人口は1億497万人なので、1人3枚のクレジットカードを持っていることになります。

ちなみに、当サイト管理人は5枚のクレジットカードを持っています。(実際に使っているのは2枚ですね。)

クレジットカードの発行枚数の推移

まずは、表で2007年〜2011年までのクレジットカードの発行枚数推移を見ていきます。

年度 発行枚数合計 前年度から増減
2007年3月末 29,266枚
2008年3月末 30,859枚 +1593枚増
2009年3月末 31,783枚 +924枚増
2010年3月末 32,233枚 +450枚増
2011年3月末 32,213枚 -20枚減

この表を見ると、クレジットカードの発行枚数の増加数は年々減っていることが分かります。

そして、2011年には前年よりも20枚ほど減ってしまいました。

次に、この表をグラフにして見てみましょう。

結局、複数のクレジットカードを保有していても使うのは1〜2枚ですし、1枚のクレジットカードだけに集中してポイントやマイルを集約するという流れが強くなってきていますし、日本の人口も減っていくことを考えると、今後のクレジットカードの発行枚数はさらに減っていくことが予想されます。

参考:<PDFフィアル>クレジットカード発行枚数【発行枚数3億2,213万枚】

リボ払いには「元利定額」と「元金定額」があるけど、金利手数料が少ないのはどっち?

クレジットカードのリボ払いの返済方法には「元利定額」と「元金定額」の2種類あります。

「元利定額」は「残高スライド方式」、「元金定額」は「定額リボルビング方式」とも言います。

簡単に説明すると、月々の支払額が1万円の場合、1万円の支払いに利息を含むものが「元利定額」、1万円の支払いに利息をプラスしたものが「元金定額」です。

「元利定額(残高スライド方式)」と「元金定額(定額リボルビング方式)」とでは、どちらが支払う金利手数料は少なくて済むのでしょうか?

元利定額(残高スライド方式)の場合

元利定額の場合、月々の支払額に利息が含まれます。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払いが1万円のリボ払いにした場合の返済は以下のようになります。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払額1万円のリボ払い(元利定額)にした場合
支払い回数 支払残高 元本 利息 月々の支払額
1回 100000円 8750円 1250円 10000円
2回 91250円 8860円 1140円 10000円
3回 82390円 8971円 1029円 10000円
4回 73419円 9083円 917円 10000円
5回 64336円 9196円 804円 10000円
6回 55140円 9311円 689円 10000円
7回 45829円 9428円 572円 10000円
8回 36401円 9545円 455円 10000円
9回 26856円 9665円 335円 10000円
10回 17191円 9786円 214円 10000円
11回 7405円 7313円 92円 7405円
合計 0円 99908円 7497円 107405円

元利定額の場合の総支払額は10万7497円になります。

元金定額(定額リボルビング方式)の場合

元金定額の場合、月々の支払額に利息がプラスされます。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払いが1万円のリボ払いにした場合の返済は以下のようになります。

10万円の支払いを金利15%、毎月の支払額1万円のリボ払い(元金定額)にした場合
支払い回数 支払残高 元本 利息 月々の支払額
1回 100000円 10000円 1250円 11250円
2回 90000円 10000円 1125円 11125円
3回 80000円 10000円 1000円 11000円
4回 70000円 10000円 875円 10875円
5回 60000円 10000円 750円 10750円
6回 50000円 10000円 625円 10625円
7回 40000円 10000円 500円 10500円
8回 30000円 10000円 375円 10375円
9回 20000円 10000円 250円 10250円
10回 10000円 10000円 125円 10125円
合計 0円 100000円 6875円 106875円

元金定額の場合の総支払額は10万6875円になります。

金利手数料を減らしたければ「元金定額」を選ぶ

上の例を見てもらえば分かるように、「元利定額」と「元金定額」では「元金定額」の方が金利手数料が少なくなります。

上の例だと10万7497円(元利定額)と10万6875円(元金定額)で622円しか変わりませんが、利用額がもっと大きくなり、月々の支払額がもっと少なくなる長期コースだと、雪だるま式にその差は大きくなります。

どうしてもリボ払いにせざるを得ない場合、自分の使っているクレジットカードが「元利定額」なのか「元金定額」なのかをチェックしておくといいでしょう。

どちらかを選べる場合なら、迷わず金利手数料が少なくて済む「元金定額」を選ぶようにしましょう。

最近、クレジットカード会社がやたらとリボルビング払いを勧めてくる理由

ここ最近、クレジットカード会社各社はやたらとリボルビング払いを勧めてきます。

たとえば、クレジットカード会社のウェブサイトにログインすると自分の利用明細を見ることができますが、購入した商品ごとに「リボへ変更」と書かれたボタンが目立つように設置され、1回払いで購入した商品を簡単にリボ払いに変更できるようになっています。

さらには、「リボ払いならポイント2倍」や「リボ払いに変更すると抽選で20名様にミラーレス一眼レフカメラをプレゼント!」といったキャンペーンも頻繁にやっています。

また、「次回のお支払額」を連絡するメールには、以下のように非常に詳しくリボ払いについて説明しています。

「次回のお支払額」の連絡のメールなんだか、リボ払いの紹介のメールなんだか分からないくらいです。

———————-「リボ変更」のご案内 ————————–

 ●加盟店で「リボ払い」のご利用ができなかったお支払いを「リボ変更」でリボ払いに変えることができます。

 ●「リボ変更」した金額に応じてポイントが貯まります。

 ≪「リボ変更」についてのご注意 ≫

※リボ変更されると、元のお支払方法には戻せなくなります。
※ショッピングのリボ変更に伴い、リボ払い手数料がかかります。(実質年率15.0%)
※ショッピングのリボ変更により「リボ・分割・ボーナス払い」のご利用残高がご利用可能枠を超える場合はご利用いただけません。
※キャッシング1回払いもリボ変更いただけます。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
          「リボ払い」とは?

  ●重ねてご利用いただいても毎月のお支払額は一定額なので、お客様のペースでご返済いただけ、あんしんです。

  ●ご都合に合わせて自由にお選びいただけるお支払コースを豊富にご用意いたしております。
   ※途中でお支払のコースをご変更いただくこともできます。

  ●ご都合に合わせて、「増額払い」や「全額払い」もできます。

  ●「リボ払い」についてくわしくはこちら↓
    http://www.xxx.co.jp/aaa/bbb/rebo.html

 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

キャッシングの利息収入の下落をリボ払いの手数料で埋める
なぜ、クレジットカード会社はこのようにリボルビング払いを強く勧めるようになったのでしょうか?

それは、クレジットカード会社の収益構造と法改正が関係しています。

クレジットカードの収益の1つにキャッシングがありますが、2010年6月に完全施行された改正貸金業法より上限金利が下げられたため、キャッシングから利息収入が大幅に落ちてしまいました。

つまり、キャッシングで落ちた分の利益をリボ払いの手数料で補おうとしているのです。

そのため、クレジットカード会社は支払方法をリボ払いに変更にしてもらおうと、「ポイント2倍」や「抽選で豪華プレゼント」や「キャッシュバック」などの様々な試作を施しています。

リボ専用カードも続々登場しているくらいです。

キャッシングで落ちた収益率をリボ払いの手数料で補う。

これがクレジットカード会社がやたらとリボルビング払いを勧めてくる理由です。

リボルビング払いにすると月々の返済額の30%がリボ手数料になることも!

リボ払いの仕組みと利息の計算方法が分かったところで、より具体的なシュミレーションをしてみたいと思います。

リボ払いには「標準コース」と「長期コース」がある
ただし、その前に知っておいて欲しいことが1つあります。

カードの種類やカード会社にもよるのですが、基本的にリボルビング払いには「標準コース(月々の支払いが1万円から)」と「長期コース(月々の支払いが3000円から)」があるということです。

当然、月々の支払額が少ない「長期コース」を選ぶと、支払期間がその名の通り長くなります。

また、月々の支払額はカード会社によって違いますし、カードの種類によっては標準コースと長期コースでは金利差がある場合もあります。

たとえば、ゴールドカードの場合は長期コースを選ぶと、金利が少し安くなるカードがあります。より多くの年会費を払ってもらっているゴールドカード会員に対するサービスの一環ですね。

では、さっそくシュミレーションをしますが、今回のシュミレーションでは金利は14.52%で計算します。(セゾンカードのリボ払いの金利と同じです。)

50万円を標準コースでリボ払いした場合

50万円のショッピングを「標準コース(月々の支払いが1万円から)」でリボ払いをした場合、月々の返済額や手数料は以下のようになります。

リボ手数料の実質年率は14.52%
支払い回数 支払い月 月々の返済額 内手数料
1回 2013年1月 50,000円 6,050円
2回 2013年2月 50,000円 5,518円
3回 2013年3月 50,000円 4,979円
4回 2013年4月 50,000円 4,435円
5回 2013年5月 50,000円 3,883円
6回 2013年6月 50,000円 3,325円
7回 2013年7月 50,000円 2,761円
8回 2013年8月 50,000円 2,189円
9回 2013年9月 50,000円 1,610円
10回 2013年10月 50,000円 1,025円
11回 2013年11月 36,207円 432円
  • 支払い回数:11回
  • 支払い総額:536,207円
  • 手数料の合計額:36,207円

50万円を長期コースでリボ払いした場合

50万円のショッピングを「長期コース(月々の支払いが3000円から)」のリボ払いをした場合、月々の返済額や手数料は以下のようになります。

リボ手数料の実質年率は14.52%
支払い回数 支払い月 月々の返済額 内手数料
1回 2013年1月 20,000円 6,050円
2回 2013年2月 20,000円 5,881円
3回 2013年3月 20,000円 5,710円
4回 2013年4月 20,000円 5,537円
5回 2013年5月 20,000円 5,362円
6回 2013年6月 20,000円 5,185円
7回 2013年7月 20,000円 5,006円
8回 2013年8月 20,000円 4,824円
9回 2013年9月 20,000円 4,641円
10回 2013年10月 20,000円 4,455円
11回 2013年11月 20,000円 4,267円
12回 2013年12月 20,000円 4,076円
13回 2014年1月 20,000円 3,884円
14回 2014年2月 20,000円 3,689円
15回 2014年3月 20,000円 3,491円
16回 2014年4月 20,000円 3,291円
17回 2014年5月 20,000円 3,089円
18回 2014年6月 20,000円 2,885円
19回 2014年7月 20,000円 2,678円
20回 2014年8月 20,000円 2,468円
21回 2014年9月 20,000円 2,256円
22回 2014年10月 20,000円 2,041円
23回 2014年11月 20,000円 1,824円
24回 2014年12月 20,000円 1,604円
25回 2015年1月 20,000円 1,381円
26回 2015年2月 20,000円 1,156円
27回 2015年3月 20,000円 928円
28回 2015年4月 20,000円 697円
29回 2015年5月 20,000円 464円
30回 2015年6月 19,047円 227円
  • 支払い回数:30回
  • 支払い総額:599,047円
  • 手数料の合計額:99,047円

「長距コース」は「標準コース」に比べて月々の返済額が3万円ほど安くなりますが、支払回数が19回長くなり、リボ払い手数料が62,840円高くなっています。

返済期間が長くなればなるほど、手数料も増えるということです。

月の返済額の30%が手数料に!

さて、ここからがぜひ覚えておいて欲しい重要なポイントです!

上の表を見てもらえば分かりますが、リボ払いは初回の手数料が一番大きく、支払い回数に応じて手数料が徐々に安くなっていきます。

これは、リボ払いが残高に対して金利がかかるからです。

標準コースの場合、1回目の返済額50,000円のうち手数料は6,050円です。

つまり、返済額のうち12.1%は手数料ということです。

長期コースの場合、1回目の支払額20,000円のうち手数料は6,050円です。

つまり、返済額のうちの30.25%は手数料ということです。支払額のうちの約3分の1は手数料なんですね。

長期コースにすると月々の返済は2万円とラクになっていますが、手数料の割合は30%と大きくなっています。

これを忘れてはいけません。

仮になんらかの理由でリボ払いにせざるを得なくなったとしても、できるだけ標準コース、つまり支払回数を短めにすることが大切だということです。

安易に「月々の返済額が少なくてラクだから」という理由で長期コースを選ばないようにしましょう。

リボルビング払いとは?リボ払いの利息の計算方法を詳細解説

最近、よく耳にするクレジットカードのリボルビング払い。

「リボ払い」などと略されたりしますが、意外とその中身を知らない人が多いようなので、ここで詳しく分かりやすくリボルビング払いについて解説しようと思います。

リボルビング払いと分割払いの違い
「リボルビング払い」とはクレジットカードでした買い物の支払いを、1回払いではなく複数回に分けて返済することです。

しかし、通常の「分割払い」とは違います。

「分割払い」の場合、たとえば10万円の商品を5回払いに分割した場合、月々の支払額は2万円(10万円÷5回)+手数料(金利)です。

購入した商品の金額が20万円の場合は月々の支払いが4万円(20万円÷5回)+手数料(金利)、30万円の場合は月々の支払いが6万円(30万円÷5回)+手数料(金利)となります。

つまり、分割払いの場合、「購入した商品の金額」と「分割回数」によって「月々の返済額」が変わってきます。

一方、「リボルビング払い」の場合、「月々の返済額」が「固定」になります。

たとえば、毎月1万円とか2万円に支払いを固定し、これに手数料(金利)がプラスされます。

そして、手数料(金利)は支払残高に対してかかります。

10万円の支払いを月々1万円返済のリボルビング払いした場合

実際にリボルビング払いをした時の事例を見ていきましょう。

あなたはどうしても欲しいバックがありました。

値段は10万円です。

でも、手元に現金がなかったので、クレジットカードで1括払いで購入しました。

しかし、銀行口座には5万円しかなかったので、このバッグの支払いを1括払いからリボルビング払いに変更することにしました。

毎月の支払額は1万円。金利(手数料)は15%です。(だいたいどのクレジットカードもリボルビング払いの金利は15%前後です。)

つまり、10万円を10回に分けて、「毎月1万円+金利(手数料)」の支払いをしていくということです。

毎月の金利(手数料)の計算方法は以下の通りです。

支払残高 × 金利 ÷ 12ヶ月

金利は「実質年率」と言うように年率なので、最後に12(ヶ月)で割って計算することによって1ヶ月分の金利を求めることができます。

1ヶ月目の金利(手数料)は以下のようになります。

100000 × 0.15 ÷ 12 = 1250円

つまり、1ヶ月目の支払総額は1万1250円ということです。

2ヶ月目は残高9万円に対して金利(手数料)がかかります。

90000 × 0.15 ÷ 12 = 1125円

つまり、2ヶ月目の支払総額は1万1125円ということです。

1ヶ月目より少しだけ支払総額が減っているところがポイントです。

このようにして、10ヶ月支払っていきます。

表にすると以下のようになります。

10万円を金利15%で毎月1万円返済のリボ払いにした場合
支払回数 金利 月の支払額 支払残高
1ヶ月目 1250円 11250円 9万円
2ヶ月目 1125円 11125円 8万円
3ヶ月目 1000円 11000円 7万円
4ヶ月目 875円 10875円 6万円
5ヶ月目 750円 10750円 5万円
6ヶ月目 625円 10625円 4万円
7ヶ月目 500円 10500円 3万円
8ヶ月目 375円 10375円 2万円
9ヶ月目 250円 10250円 1万円
10ヶ月目 125円 10125円 0円
合計 6875円 106875円

このように、10万円を月々1万円返済でリボルビング払い(金利15%)した場合、金利総額が6,875円になります。

つまり、リボルビング払いにすると月々の返済はラクになりますが、一括払いに比べると6,875円ほど多めに支払うということですね。

参考:
社団法人日本クレジット協会:リボルビング払いってなに?
クレジットカードのリボ払いが最終的にはすごく損する理由

クレジットカード発行の際に審査されるポイント、年収はどのくらい必要なの?

クレジットカードを申し込むと、すぐに発行されるわけではありません。

発行する前に、カード会社は申込者であるアナタのことを審査します。

審査する理由は、返済能力のない人にカードを発行することを避けるためです。

審査されるポイント

カード会社がクレジットカードを発行する際に審査するポイントは、

  1. 年齢
  2. 定職に就いているかどうか
  3. 年収

年齢

申し込みできる最低年齢は、社会人デビューする18〜20歳が目安となっています。

この年齢でも社会に出て毎月一定の収入があれば、審査に通る可能性はあります。

仮に大学生でも親が保証人になればクレジットカードを作ることができます。

当サイト管理人も大学生だった22歳の時にはじめてクレジットカードを作りました。その際、カード会社は私の親に連絡をしていました。

定職

定職に関しては、最低1年以上の勤続年数を求めるところが多いです。

年収

年収は250〜300万円以上は必要とされるのが一般的です。

手元に届くまでに申し込みから2〜3週間かかる
カードを申し込んでから手元に届くまでに、だいたい2〜3週間ほどかかります。

早く手元に欲しい場合は、手書きの申請書よりもデータ処理が早いネットから申し込むといいでしょう。

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お金のコラム 最新10記事

2020年6月16日

クレジットカードで買い物しすぎた主婦がカード代を払えなくなりブランドモノを売ってお金作った話
クレジットカードで買い物しすぎた主婦がカード代を払えなくなりブランドモノを売ってお金作った話

私の妻はクレジットカードで買い物依存に。。 いつの頃からか、私と妻はほとんど会話をしないようになっていました。。 いわゆる、仮面夫婦みたいなものでしょうか。 実際、その頃の私は他の女性と付き合っていましたし。。 そのせい …


2020年6月10日

クレジットカードの基礎知識〜国際ブランド、ビジネスモデル、リボルビング払い、審査基準など
クレジットカードの基礎知識〜国際ブランド、ビジネスモデル、リボルビング払い、審査基準など

昔から何も考えずに使っているクレジットカード・・・。 クレジットカードの仕組みを理解して使うことで、より安全にクレジットカードと付き合うことができます。 現金を払っているわけではないので、お金を使ったという実感が沸かない …


2020年5月31日

海外のネットショップで絵画を買うと関税がかかります。
海外のネットショップで絵画を買うと関税がかかります。

以前、とあるアメリカ人アーティストの絵画をネットで買いました。 絵画の値段は439ドルだったのですが、25%割引キャンペーン中に購入したので、329.25ドルに。 送料は62.20ドルだったので、合計で391.45ドルで …


2020年5月30日

NPOとは?ボランティアとNPO法人と株式会社の違い、NPO法人が生まれた背景
NPOとは?ボランティアとNPO法人と株式会社の違い、NPO法人が生まれた背景

近年、社会貢献をビジネスにする動き(ソーシャル・ビジネス)が活発になり、NPO法人が急増しています。 NPO法人の数はここ10年で10倍以上になり、2012年の段階では45,140件ものNPO法人があると内閣府から発表さ …


2020年5月29日

なぜイギリスはユーロを導入せずにポンドなのか?イギリスがポンドを使い続ける理由
なぜイギリスはユーロを導入せずにポンドなのか?イギリスがポンドを使い続ける理由

ヨーロッパの中心国の1つイギリスは、EUに入っていた時になぜヨーロッパの統一通貨ユーロを導入しなかったのでしょうか? 誰もが1度は抱いたことがある疑問だと思います。 イギリスだけがEUの共通通貨ユーロではなく、以前から使 …


2020年5月28日

借金大国である日本の国債が崩壊せず売れ続ける理由、国家の債務を減らす裏ワザとは?
借金大国である日本の国債が崩壊せず売れ続ける理由、国家の債務を減らす裏ワザとは?

国債とは?国はなぜ国債を発行し続けるのか?プライマリーディーラーとは?国債の歴史から読み解くその正体の続きです。 日本国家はローン地獄 2011年3月における日本政府の債務、つまり、日本の借金は924兆円。(国債及び借入 …


2020年5月27日

国債とは?国はなぜ国債を発行し続けるのか?プライマリーディーラーとは?国債の歴史から読み解くその正体
国債とは?国はなぜ国債を発行し続けるのか?プライマリーディーラーとは?国債の歴史から読み解くその正体

国債(こくさい)・・・誰もが一度は名前を聞いたことがあるけど、その実態はあまり知らないものです。国債に投資しているという人が周囲にいるでしょうか?意外といないものです。 以前、NHKの「真夏の夜の経済学」という番組で国債 …


2020年5月26日

定年制が生まれたのは19世紀末のドイツで政敵を追い出すため、日本の定年年齢の推移
定年制が生まれたのは19世紀末のドイツで政敵を追い出すため、日本の定年年齢の推移

以前、テレビ番組「カンブリア宮殿」を見ていたら、65歳以上でもたくさんの人が働いている会社が紹介されていました。 最高齢で77歳ですから、すごいです。77歳で正社員ですから。 そして、その会社の社長が「定年制」が生まれた …


2020年5月25日

会社更生法と民事再生法の違い、厳しい審査で手続きも複雑で経営陣が退任しなければならないのは・・・
会社更生法と民事再生法の違い、厳しい審査で手続きも複雑で経営陣が退任しなければならないのは・・・

以前、テレビ番組「池上彰の学べるニュース」で「会社更生法」と「民事再生法」の違いについてすごく分かりやすく説明していました。 そこで、「会社更生法」と「民事再生法」の内容と両者の意味の違いについてまとめてみたいと思います …


2020年5月24日

当座預金・手形・手形の不渡り・倒産・経営破綻、破産の本当の意味を分かりやすく解説
当座預金・手形・手形の不渡り・倒産・経営破綻、破産の本当の意味を分かりやすく解説

以前、テレビ番組「池上彰の学べるニュース」で銀行の「当座預金」「手形」「倒産」「経営破たん」についてすごく分かりやすく説明していました。 この4つの言葉の意味とそれぞれの関係についてまとめてみたいと思います。 当座預金と …


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