消費者金融と銀行カードローンが広告費でクレジットカードのキャッシングを圧倒

日経新聞に消費者ローンの二極化に関する記事がありました。

規制強化などで長らく低迷していた消費者ローン市場の底打ちが鮮明になってきた。けん引役は消費者金融大手。一方、キャッシングで競合するクレジットカード会社の調子は今ひとつ。この差を生んでいるのが、消費者金融の背後に控えるメガバンクだ。
「広告予算が一ケタ違う」。あるカード大手幹部は嘆息する。

消費者ローンにはプロミスなどの「消費者金融」と「クレジットカードのキャッシング」があります。

このうち、「消費者金融」の方が、業績が良いそうです。

両者の業績を分けている原因は広告予算。

消費者金融の後にはメガバンクがいるので、広告費を多くとれるのです。

消費者ローンは広告費との関連性が高いと言われており、広告宣伝費に比例して貸付残高も増えているそうです。

2010年に完全施行された改正貸金業法以降、消費者ローンのテレビCMは減少し、逆に過払い金返還請求に関するテレビCMが増えていきました。

しかし、ここにきて消費者ローンのテレビCMが急増し、貸付残高増加となっているようです。

さらに、「クレジットカードのキャッシング」の新たな競合として、銀行のカードローンの存在があります。

銀行カードローンは総量規制の対象外ですし、金利も非常に低いです。

銀行も今の超低金利時代において、比較的高い金利がとれる消費者ローンに力を入れています。

実際、銀行というブランド力もあり、銀行カードローンの利用者は増加しています。

このような背景があるので、「クレジットカードのキャッシング」でお金を借りる人は伸びていないそうです。

そのせいか、最近のクレジットカードはリボ払いをすごく勧めてきます。

リボ払いの金利はキャッシングと同等なので、リボ払いで穴埋めしていこうという戦略なのでしょう。

メガバンクと比べると、クレジットカード会社は資本力でどうしても劣ってしまうので、広告費以外のところで頭を使うしかなさそうです。

参考:消費者ローン底打ちの裏にメガ銀あり カード会社は恨み節

この記事にリンクする: