質屋を装う闇金業者「偽装質屋」でお金を借りてはダメ!

偽装質屋とは簡単に言うと、質屋を装いお金を貸し出す新手の闇金業者のことです。

偽装質屋の始まりは九州からですが、今や関西・関東・東北・北海道と日本全国に横行しています。

偽装質屋の前に通常の質屋のビジネスモデルを説明します。

たとえば、10万円の時計を質屋に預けた場合、7万円ほどのお金を借りることができます。

そして、返済できなくなったら質屋はこの時計を質流ししてお金を回収できるというビジネスモデルです。

このようなビジネスモデルになっているため、質屋からお金を借りる場合は、借りる額(7万円)よりも高めの質草(10万円の時計)を預けなければなりません。

10万円の時計を質屋の店頭で9万円で販売して売れれば、貸した額7万円よりも2万円ほど儲けることができます。

お金を貸した相手が約束通り7万円を返済してくれれば、利息で儲けることができます。

これば通常の質屋のビジネスモデルです。

しかし、偽装質屋の場合は違います。

たとえば、100円ショップで売っているようなおもちゃの時計を質草としてお金を貸し付けます。

ターゲットは主に高齢者や生活保護を受けるような社会的弱者です。

銀行口座を押さえ、自動引き落としで利息を返済させるというビジネスモデルです。

では、なぜ闇金業者が質屋を装うのか?

それは貸金業法での上限金利に原因があります。

通常、貸金業者は2010年6月に完全施行された「改正貸金業法」以降、上限金利は20.0%までとされています。

しかし、質屋だけは例外的に上限金利が109.5%まで処罰されないという規定があるのです。

質屋をやるには都道府県の公安委員会で質屋の免許を取る必要がありますが、偽装質屋も免許は取っています。

ですから、通常なら闇金として逮捕されるのですが、質屋という業態でやっているので逮捕されないのです。合法になってしまうのです。

ですから、質屋なのに借りる額よりも高い質草(担保)を取らない質屋には注意が必要です。

それは闇金業者が運営している偽装質屋ですから。

そんなところでお金を借りては絶対にダメです!

猛烈に高い利息を支払うことになってしまいます。

たとえば、10万円を実質年率18%で30日後に返済した場合の利息は以下の通りです。

100000 × 0.18 ÷ 365 × 30 = 1479円

しかし、偽装質屋で実質年率109.5%で借りた場合の利息は6倍ほどに膨れ上がります。

100000 × 1.095 ÷ 365 × 30 = 9000円

返済期間が長くなればなるほど、この差はどんどん大きくなります。

ですから、お金を借りるなら当サイトで紹介しているような日本貸金業協会会員の貸金業者から借りるようにして下さい。

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