クレジットカードの現金化は絶対にやってはダメ、その理由と借金がさらに増える仕組み

クレジットカードの現金化は絶対にやってはダメ

クレジットカードの現金化はダメ

クレジットカードには2つの機能があります。

それは、買い物をする「ショッピング枠」お金を借りる「キャッシング枠」です。

「キャッシング枠」は総量規制の対象になっているので、改正貸金業法が完全施行された2010年6月18日以降は、クレジットカードの「キャッシング枠」でお金を借りられない人、借りられても額が減ってしまう人が出ています。

一方、「ショッピング枠」は総量規制の対象になっていません。

そのため、悪徳業者などがこのクレジットカードの「ショッピング枠」に狙いを定め、「クレジットカードの現金化」という違法な取引で、お金に困っている人を利用して儲けようとしているのです。

なので、絶対に「クレジットカードの現金化」は利用しないようにしましょう。借金は減るどころか増え、最終的に困るのは利用者であるアナタですから。

クレジットカードの現金化の仕組み

「クレジットカードの現金化」は以下のような仕組みになっています。

利用者はカードを使い、業者の指定するCDや玩具、ビー玉、ボールペンといった安価なものを10〜100万円で買います。

そして、業者が手数料を引いた購入代金の7〜9割を利用者にキャッシュバックし、商品も発送します。

たとえば10万円で買った場合、2割の2万円の手数料を引かれ、8万円がすぐに手元に入りますが、最終的にはカード会社から利用者に請求書が届くため、利用者は全額振り込まなければなりません。

クレジットカードの現金化の仕組み

つまり、10万円を8万円で買ったことと同じということです。どうみても、100%損する買い物です。

年率で利息の計算しても、違法なほど高利になります。

クレジットカードの支払いは、だいたい2ヶ月後に来ます。

10万円を8万円で買って、2ヶ月後に支払いということは、2ヶ月で2万円の利息ということです。

2ヶ月で2万円の利息なら、1年間で12万円の利息です。

年率で考えると、借りている額は1年間で8万円なのに、利息は1年間で12万円も支払うことになるのです。

10万円借りて2万円引かれるなら、利息は20%と思うかもしれないが、クレジットカードの支払いは2ヶ月後なので、期間が2ヶ月と短い借金ということです。つまり、年率20%の利息ではないのです。

今回の場合は、年間(年率)で考えると、8万円を借りて12万円の利息を支払うので、借りたお金よりも多い利息を支払うことになるということです。

そのため、最終的には借り入れ額が減るどころか、増えてしまうのです。

結局、借金が増えるだけ!

クレジットカードの現金化は結局、借金が増えるだけ!

「クレジットカードの現金化」は通信販売の形態を取っていますが、事実上は高利の利息を先払いした借金と同じことです。

つまり、結局、借金が増え、支払いが困難になるという結末が待っています。

お金に困っている時は、冷静な判断ができないかも知れませんが、「クレジットカードの現金化」は利用してはいけません。

カードの利用者が罪を受ける

クレジットカードの現金化は規約違反。罰則はカード利用者が受ける

クレジットカードには「換金目的でカードを利用してはいけない」という規約があります。

もし規約違反をすれば、カード会社から「規約違反ですよ」と言われ、退会することになります。

そうなると、そのカードを使って買い物をした残金は一括で支払わなくてはならなくなります。

国民生活センターによると、違反と知っていながら、クレジットカードの現金化サービスを利用した場合、利用した人が詐欺罪に問われることも最悪の場合あるそうです。

そして、悪徳業者側の言い分としては、「我々はただ単にモノを売っているだけで、換金目的でカードを利用してはいけないという規約は、あくまで利用者側の問題である」と主張します。

ですから、「クレジットカードの現金化」は絶対に利用してはいけません。

あとあと困るのは、100%利用者ですから。

ストップ!クレジットカード現金化 キャンペーン

消費者庁は2010年12月1日、ショッピング枠を不当に換金する現金化の横行に歯止めをかけようと、「ストップ! クレジットカード現金化」と題するキャンペーンを始めました。

特設サイトを解説し、問題点をまとめたチラシを56万枚作成しました。

◎特設サイト
消費者庁:クレジットカードのショッピング枠の現金化は×

◎問題点をまとめたチラシ

ポスター

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